丸亀市議会 > 2013-02-19 >
03月01日-01号

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  1. 丸亀市議会 2013-02-19
    03月01日-01号


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    平成25年第1回 3月定例会       平成25年第1回丸亀市議会3月定例会会議録丸亀市告示第1031号 平成25年丸亀市議会3月定例会を次のとおり招集する。  平成25年2月19日                           丸亀市長 新 井 哲 二1 日  時  平成25年3月1日(金) 午後1時2 場  所  丸亀市役所 議場             ───────────────  出席議員 24名 2番  松  永  恭  二 君  │  16番  松  浦  正  武 君 3番  多  田  光  廣 君  │  17番  横  川  重  行 君 4番  福  部  正  人 君  │  18番  小  野  健  一 君 5番  内  田  俊  英 君  │  19番  高  木  新  仁 君 6番  藤  田  伸  二 君  │  20番  長  友  安  広 君 7番  加  藤  正  員 君  │  21番  三  谷  節  三 君 8番  山  本  直  久 君  │  22番  高  木  康  光 君 9番  小  橋  清  信 君  │  23番  岡  田  健  悟 君 12番  大  前  誠  治 君  │  24番  国  方  功  夫 君 13番  三  宅  真  弓 君  │  25番  片  山  圭  之 君 14番  中  谷  真 裕 美 君  │  26番  三  木  ま  り 君 15番  尾  崎  淳 一 郎 君  │  27番  倉  本  清  一 君             ───────────────  欠席議員 なし             ───────────────  説明のため出席した者市長      新 井 哲 二 君  │  会計管理者   前 田 博 司 君副市長     宮 川 明 広 君  │  上下水道部長  谷 口 信 夫 君教育長     中 野 レイ子 君  │  消防長     苗 田   正 君総務部長    徳 田 善 紀 君  │  教育部長    宮 武 正 治 君企画財政部長  大 林   諭 君  │  秘書広報課長  大 西   眞 君生活環境部長  笠 井 建 一 君  │  人権課長    白 川 正 憲 君都市整備部長  松 浦   潔 君  │  政策課長    小 山 隆 史 君産業文化部長  山 田 哲 也 君  │  財政課長    横 田 拓 也 君競艇事業部長  山 岡 義 國 君  │  高齢者支援課長 小 田 健 二 君             ───────────────  事務局職員出席者事務局長     山 本 一 清 君 │ 主査       河 村 敦 生 君次長       佐 藤   守 君 │ 主任       江 渕 貴 彦 君議事・調査担当長 二 宮 卓 也 君 │             ───────────────  議事日程第1 会期の決定第2 会議録署名議員の指名第3 諸般の報告第4 副議長の選挙第5 議案第1号 専決処分の承認について(平成24年度丸亀市一般会計補正予算(第5号))第6 議案第2号から議案第12号まで   議案第2号 平成24年度丸亀市一般会計補正予算(第6号)   議案第3号 平成24年度丸亀市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   議案第4号 平成24年度丸亀市公共下水道特別会計補正予算(第1号)   議案第5号 平成24年度丸亀市農業集落排水特別会計補正予算(第1号)   議案第6号 平成24年度丸亀市駐車場特別会計補正予算(第1号)   議案第7号 平成24年度丸亀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   議案第8号 平成24年度丸亀市介護保険特別会計補正予算(第2号)   議案第9号 平成24年度丸亀市水道事業会計補正予算(第2号)   議案第10号 平成24年度丸亀市競艇事業会計補正予算(第1号)   議案第11号 丸亀市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部改正について   議案第12号 市道路線認定について(天満町一丁目団地線)第7 議案第13号から議案第40号まで   議案第13号 平成25年度丸亀市一般会計予算   議案第14号 平成25年度丸亀市国民健康保険特別会計予算   議案第15号 平成25年度丸亀市国民健康保険診療所特別会計予算   議案第16号 平成25年度丸亀市公共下水道特別会計予算   議案第17号 平成25年度丸亀市農業集落排水特別会計予算   議案第18号 平成25年度丸亀市駐車場特別会計予算   議案第19号 平成25年度丸亀市後期高齢者医療特別会計予算   議案第20号 平成25年度丸亀市介護保険特別会計予算   議案第21号 平成25年度丸亀市介護保険サービス事業特別会計予算   議案第22号 平成25年度丸亀市水道事業会計予算   議案第23号 平成25年度丸亀市競艇事業会計予算   議案第24号 丸亀市の一般職非常勤職員等勤務条件等に関する条例の制定について   議案第25号 丸亀市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部改正について   議案第26号 丸亀市職員の給与に関する条例の一部改正について   議案第27号 丸亀市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について   議案第28号 丸亀市行政組織条例の一部改正について   議案第29号 丸亀市附属機関設置条例の一部改正について   議案第30号 丸亀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について   議案第31号 丸亀市市税条例の一部改正について   議案第32号 丸亀市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例等の一部改正について   議案第33号 丸亀市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について   議案第34号 丸亀市一般廃棄物処理施設技術管理者の資格を定める条例の制定について   議案第35号 丸亀市道路占用料条例の一部改正について   議案第36号 丸亀市営モーターボート競走事業に従事する臨時職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定について   議案第37号 丸亀市放課後留守家庭児童会条例の一部改正について   議案第38号 丸亀市史跡等管理条例の一部改正について   議案第39号 中讃広域行政事務組合規約の一部変更について   議案第40号 モーターボート競走施行に係る事務の受託に関する協議について(香川県中部広域競艇事業組合)             ───────────────  本日の会議に付した事件日程第1 会期の決定日程第2 会議録署名議員の指名日程第3 諸般の報告日程第4 副議長の選挙日程第5 議案第1号日程第6 議案第2号から議案第12号まで日程第7 議案第13号から議案第40号まで             ───────────────                 会     議               〔午後1時00分 開会〕 ○議長(高木康光君) ただいまから平成25年第1回丸亀市議会3月定例会を開会いたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 本日の会議を開きます。 日程に先立ち、御報告を申し上げます。 吉本一幸君が、去る1月12日、不慮の事故により他界されました。まことに痛惜の念にたえません。ここに生前の御功績をしのび、その御冥福を祈り、黙祷をささげます。 御起立をお願いいたします。             〔全員=起立〕 ○議長(高木康光君) 黙祷。             〔全員=黙祷〕 ○議長(高木康光君) 黙祷を終わります。 御着席願います。             〔全員=着席〕 ○議長(高木康光君) 引き続きまして、追悼演説の申し出がありますので、これを許可いたします。 15番 尾崎淳一郎君。             〔15番(尾崎淳一郎君)登壇〕 ◆15番(尾崎淳一郎君) 丸亀市議会3月定例会の審議に先立ち、議員各位のお許しのもと、僣越ではございますが、不肖私が丸亀市議会を代表いたしまして、去る1月、惜しまれながら不帰の客となられました故吉本一幸氏のみたまに謹んで哀悼の言葉をささげます。 吉本一幸さん、私が今こうして3月定例会の冒頭に、花が手向けられたあなたのいない11番議席に向かってお別れの言葉をささげることになろうとは、生者必滅が世の定めとは申せ、まことに哀惜の念を禁じ得ないところであります。奥様を初め御遺族の方々におかれましても、御心中いかばかりかと拝察申し上げます。 顧みますと、あなたは地元住民は申すに及ばず、衆望の寄せるところ、平成16年8月に旧飯山町議会議員になられ、その後平成21年4月の選挙によって合併後の丸亀市で初当選され、議員の職を務めてこられました。 この間、丸亀市議会生活環境委員会委員長を初め幾多の要職につかれ、持ち前の調整力を発揮し、身近なさまざまな課題を解決せんと奔走していたことが、同じ議員として昨日のことのように思い出されます。本会議においても、丸亀市民の福祉を少しでも向上させたいとの強い思いから、淡々とではありますが、はっきりと御自身の意見を述べ、丸亀市の発展を目指してこられましたことはまことに尊敬に値するものがありました。 また、あなたは丸亀市遺族連合会の副会長として、また法勲寺地区遺族会の会長として、長年にわたり戦没者遺族の方々のお世話をされ、遺族の皆様の福祉向上に尽くしてこられました。これからますますの御活躍が期待されていたところであります。 今、地方の自立とそれに向けた取り組みが求められる中、丸亀市の主体性ある市政運営と我々議員の資質が問われています。このような状況において、ますますあなたの担う役割の重要性は増しておられましたが、任期を全うすることをあたわず、他界されたことはまことに遺憾でございます。 我々同僚議員は、あなたの御遺志を受け継ぎ、ここに決意も新たに本市市勢の発展、地域の活性化に一層力を尽くすことをお誓い申し上げます。 吉本一幸さん、どうか心安らかにおやすみください。そして、いつまでもあなたの愛した丸亀市をその優しいまなざしでを見守ってください。 名残は尽きませんが、ここに故吉本一幸さんに追悼の言葉をささげ、心からみたまのとこしえなる御冥福をお祈り申し上げます。 平成25年3月1日。丸亀市議会議員尾崎淳一郎。 ○議長(高木康光君) 次に、市長から弔意の申し出がありますので、これを許可いたします。 市長 新井哲二君。             〔市長(新井哲二君)登壇〕 ◎市長(新井哲二君) 平成25年丸亀市議会3月定例会の議案審議に先立ちまして、ただいまお許しをいただき、市民を代表いたしまして、丸亀市議会議員故吉本一幸氏のみたまに、謹んで追悼の言葉を申し上げます。 吉本一幸さん、あなたは平成16年8月に旧飯山町議会議員になられ、その後平成21年4月の丸亀市議会議員選挙に当選し、議会人として務めてこられました。この間、生活環境委員会委員長を歴任されるなど、幅広く各分野にわたり、新丸亀市の発展と市民生活の向上に専心御努力せられたものでございます。 また、あなたは丸亀市遺族会連合会の副会長として、長きにわたり戦没者遺族の皆様方のために尽くされる一方、地域の代表者及びまとめ役としても熱意と情熱を持ってあらゆる課題に取り組んでこられました。中でも、社会的に弱い立場にある方々のよき相談者また理解者として絶大な信頼を受け、本市の福祉の進展に努められた功績はまことに幅広く顕著なものがございました。さらに、旧飯山町職員時代に培った経験を生かし、議員になられた後も、後輩職員への的確な指導、御助言をいただき、職員からも尊敬と信頼を集めておられました。そして、このようなすばらしい実績を重ね、今後ますますの御活躍を期待されていたさなか、あなたが思いもよらぬ輪禍により突然不帰の客となられようとは夢想だにしなかったことであり、御遺族に対しまして慰めの言葉もなく、ただ呆然とするばかりでございます。 今こうして議場を見渡しまして、11番議席にじっと演壇を見詰めるあなたの真摯なお姿が見えないことに、深い悲しみと寂しさを禁じ得ません。今はただ、あなたの在世中の数々の功績と高い人徳とに対し、敬意と感謝の意をあらわし、御冥福をお祈り申し上げます。御家族様の前途に限りない御加護を垂れ賜りますようお願いし、追悼の言葉といたします。 平成25年3月1日。丸亀市長、新井哲二。 ○議長(高木康光君) 以上で故吉本一幸君に対する追悼演説は終わりました。 しばらく休憩をいたします。               〔午後1時10分 休憩〕             ───────────────               〔午後1時19分 再開〕 ○議長(高木康光君) 会議を再開いたします。 これより日程に入ります。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会期の決定 ○議長(高木康光君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。 今期定例会の会期は、本日から3月22日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高木康光君) 御異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日から3月22日までの22日間と決定いたしました。 なお、会期中の会議予定については、既にお手元まで御通知いたしました案のとおりでありますので、御了承願います。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(高木康光君) 日程第2、会議録署名議員を指名いたします。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、6番藤田伸二君、7番加藤正員君を指名いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 諸般の報告 ○議長(高木康光君) 日程第3、この際、報告をいたします。 去る12月31日付をもちまして本市議会議員横田隼人君より、また2月4日付をもちまして本市議会議員浜西和夫君より、それぞれ辞職願が提出されましたので、地方自治法第126条ただし書きの規定により、同日付をもちましてこれを受理し、辞職を許可いたしましたことを御報告申し上げておきます。 次に、12月定例会において可決されました「安全・安心の医療・介護実現のための夜勤改善及び増員を求める意見書」及び「介護職員処遇改善加算の継続及び拡充を求める意見書」の措置につきましては、地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣厚生労働大臣、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣、香川県知事に対し既に提出済みであります。 次に、市長から、去る2月19日付で地方自治法第243条の3第2項の規定により、平成25年度における丸亀市土地開発公社公益財団法人ミモカ美術振興財団公益財団法人丸亀福祉事業団並びに公益財団法人丸亀市体育協会の経営状況に関する説明書類の提出がありました。 同じく、2月19日付で地方自治法第180条第1項の規定により、付加してある損害保険金の範囲内における賠償及び市営住宅滞納家賃など、請求事件にかかわる調停の申し立てについて、それぞれ専決処分した旨、同条第2項の規定により書類の提出がありました。 以上については、既に配付してある書類をもって報告にかえさせていただきます。 次に、地方自治法第100条第13項の規定に基づく議員の派遣について、会議規則第166条第1項ただし書きの規定により、議長においてその決定をしたので、お手元配付の議員派遣実施報告書をもって報告にかえさせていただきます。 以上で報告を終わります。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 副議長の選挙 ○議長(高木康光君) 日程第4、ただいま副議長が欠員になっております、これより副議長の選挙を行います。 お諮りいたします。 副議長選挙の立候補の届け出者は1名でありますので、選挙の方法につきましては地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高木康光君) 御異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 議長において指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(高木康光君) 御異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 副議長に内田俊英君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました内田俊英君を副議長の当選人と定めることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高木康光君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました内田俊英君が副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました内田俊英君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。 ◆5番(内田俊英君) 議長、5番。 ○議長(高木康光君) 5番 内田俊英君。             〔5番(内田俊英君)登壇〕 ◆5番(内田俊英君) ただいまは皆様の指名推選を頂戴いたしまして、不肖内田俊英、副議長の大任を拝することになりました。本当にありがとうございます。今回は大変に変則的な形であり、また任期も大変に短いものではございますが、まずは本日から始まりました3月定例市議会高木康光議長を支え、しっかりと副議長の職責を全うさせていただきたいと存じます。どうか皆様方の御協力、御指導を何とぞよろしくお願い申し上げまして、御礼の御挨拶にさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議案第1号 ○議長(高木康光君) 日程第5、議案第1号「専決処分の承認について(平成24年度丸亀市一般会計補正予算(第5号))」を議題といたします。 市長の提案理由の説明を求めます。 市長 新井哲二君。             〔市長(新井哲二君)登壇〕 ◎市長(新井哲二君) 提案理由を申し述べます。 議案第1号、専決処分の承認につきましては、定数4人の丸亀市選挙区の香川県議会議員において、辞職による2人の欠員が生じたことに伴い、香川県議会議員補欠選挙が執行されることになりましたことから、その経費の補正予算を専決処分しましたので、これを報告し、御承認を求めるものであります。 ○議長(高木康光君) 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高木康光君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第1号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告はありません。 質疑もないようでありますので、これにて質疑を終わります。 これより討論に入ります。 ただいまのところ討論の通告はありません。 討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高木康光君) 討論もないようでありますので、これにて討論を終わります。 これより採決をいたします。 議案第1号「専決処分の承認について(平成24年度丸亀市一般会計補正予算(第5号))」を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高木康光君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第1号は、原案のとおり承認することに決定をいたしました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第2号から議案第12号まで ○議長(高木康光君) 日程第6、議案第2号から議案第12号までを一括議題といたします。 件名は事務局長をして朗読いたさせます。             〔事務局長(山本一清君)朗読〕             ───────────────   議案第2号 平成24年度丸亀市一般会計補正予算(第6号)   議案第3号 平成24年度丸亀市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   議案第4号 平成24年度丸亀市公共下水道特別会計補正予算(第1号)   議案第5号 平成24年度丸亀市農業集落排水特別会計補正予算(第1号)   議案第6号 平成24年度丸亀市駐車場特別会計補正予算(第1号)   議案第7号 平成24年度丸亀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   議案第8号 平成24年度丸亀市介護保険特別会計補正予算(第2号)   議案第9号 平成24年度丸亀市水道事業会計補正予算(第2号)   議案第10号 平成24年度丸亀市競艇事業会計補正予算(第1号)   議案第11号 丸亀市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部改正について   議案第12号 市道路線認定について(天満町一丁目団地線)             ─────────────── ○議長(高木康光君) 以上、一括上程議案について、市長の提案理由の説明を求めます。 市長 新井哲二君。             〔市長(新井哲二君)登壇〕 ◎市長(新井哲二君) 議案第2号から議案第8号までの補正予算議案につきまして御説明を申し上げます。 一般会計補正予算につきましては、それぞれの部門において事務、事業費が確定あるいは確定の見込みとなりましたもののほか、追加する公共事業費も含め、歳入歳出それぞれ13億4,322万3,000円を増額し、予算の総額を432億1,564万7,000円とするものであります。 このうち、今回増額する主なものといたしましては、旧民主党政権時代に国の一般会計及び東日本大震災復興特別会計の予備費を活用した経済対策などの措置を受け、後年度に計画していた富熊小学校、飯野小学校のエレベーター棟増築事業費綾歌中学校校舎耐震補強事業費城辰小学校屋内運動場改築事業費の3億8,203万円を前倒しして措置するものであります。 一方、現下の自民党政権が進めている日本経済再生に向けた緊急経済対策では、追加される公共投資の地方負担が大規模であるため、交付税措置率等が有利な補正予算債が準備されるとともに、地方の資金調達に配慮し、今回限りの特別措置としての地域経済活性化雇用創出臨時交付金、いわゆる地域の元気臨時交付金が設立されました。このため、本市といたしましては、この有利な財源を最大限活用して、早期にかつ一層の都市基盤の強化を図るため、交付金の算定対象として、総合運動公園野球場整備事業のほか、小・中学校建設費社会資本整備総合交付金事業など、あわせて14億7,677万4,000円を後年度分の前倒しあるいは新規に措置いたします。そのほか、総務費では一般職退職手当3億5,000万円、民生費では国民健康保険特別会計の累積赤字を段階的に解消するための繰出金2億3,352万1,000円や対象者の増加などにより障害者自立支援給付費1億3,274万2,000円を措置するほか、丸亀市土地開発公社が所有している本町公共用地精算取得費3億3,701万7,000円や基金借入金返済のための美術館運営基金積立金1億6,620万円を措置するものなどであります。 一方、減額するものといたしましては、職員給など人件費のほか、国及び県の事業承認の変更に伴うもの、契約などの確定によるもの、また施設の管理経費などで不用額が見込まれるものなどについて措置するものであります。 これらの事業に対する主な財源更正といたしましては、地域の元気臨時交付金として8,591万円を措置するほか、それぞれの事業に係る国県支出金及び市債などを変更するとともに、市税及び前年度繰越金などを増額する一方、各種特定目的基金からの繰入金の減額などにより、財源調整をするものであります。 予算第2条の繰越明許費の補正につきましては、国の緊急経済対策などに対応して、今年度予算で計上する事業や事業の内容変更などで関係機関との協議等に不測の日数を要したものなど、年度内にその支出が終わらない見込みとなる各事業について、それぞれ次年度に繰り越して使用する経費の限度額を総額で35億9,648万円と定めるものであります。 予算第3条の債務負担行為の補正につきましては、それぞれの事業の後年度に係る債務の負担限度額について、追加する新たな債務負担の措置及び措置済み事業の契約内容確定による限度額の変更を行うものであります。 予算第4条の地方債の補正につきましては、国の緊急経済対策などに対する事業の財源として必要となる地方債を追加するほか、各種事業費の変更や許可予定額通知等に伴い、市債の借入限度額等をそれぞれ更正し、総額で65億8,630万円から67億4,770万円に増額するものであります。 国民健康保険特別会計補正予算につきましては、事業の確定見込みに伴い、主な歳出として一般被保険者療養給付費保険者負担金2億5,000万円や一般被保険者高額療養費保険者負担金8,000万円、国庫支出金等返還金1億3,028万2,000円を増額する一方、保険財政共同安定化事業拠出金1億3,500万円や退職被保険者等療養給付費保険者負担金7,000万円などを減額いたします。一方、主な歳入といたしましては、歳出補正に対する国県支出金などを更正するとともに、一般会計からの繰入金を2億3,352万1,000円増額するなど、予算の総額を132億6,985万9,000円とするものであります。 公共下水道特別会計補正予算につきましては、建設費、施設の管理費などの事業費が確定あるいは確定の見込みとなりましたので所要の更正を行い、事業に係る特定財源や前年度繰越金の変更のほか、一般会計繰入金を1,410万円減額するなど、予算の総額を22億5,688万2,000円とするものであります。 予算第2条の繰越明許費の補正につきましては、既存予算による国の緊急経済対策の活用や、年度内にその支出が終わらない見込みとなった事業6件について、それぞれ次年度に繰り越して使用する経費の限度額を定めるもので、総額で8,930万円であります。 予算第3条の債務負担行為の補正につきましては、契約確定による流域下水道マンホールポンプ等維持管理業務委託の限度額の変更を行うほか、公共下水道施設運転管理業務に係る太陽光発電促進付加金や再生可能エネルギー促進賦課金など新たな債務を措置し、限度額を補正するものであります。 予算第4条の地方債の補正につきましては、建設費の確定見込みや許可予定額通知等に伴い更正し、市債の借入限度額を4億1,460万円から3億6,570万円に減額するものであります。 農業集落排水特別会計補正予算につきましては、管理費などについて、事業費が確定あるいは確定の見込みとなりましたので所要の更正を行い、事業に係る特定財源や前年度繰越金の変更のほか、一般会計繰入金を1,360万円減額するなど、予算の総額を1億3,941万9,000円とするものであります。 予算第2条の債務負担行為の補正につきましては、農業集落排水処理施設等維持管理業務委託料に係る後年度の債務負担の限度額について、事業費や契約内容の確定により補正するものであります。 予算第3条の地方債の補正につきましては、資本費平準化債を300万円増額し、市債の借入限度額を100万円から400万円に増額するものであります。 駐車場特別会計補正予算につきましては、歳入では前年度繰越金の留保分84万8,000円の増額などをする一方、歳出では一般会計繰出金を75万円増額することにより、予算の総額を1億2,775万円とするものであります。 後期高齢者医療特別会計補正予算につきましては、歳入では保険料収入の確定見込みによる1,300万円や前年度繰越金の留保分128万8,000円、一般会計繰入金として基盤安定負担金29万4,000円を増額するとともに、歳出では同額を広域連合納付金として措置することにより、予算の総額を11億7,258万2,000円とするものであります。 介護保険特別会計補正予算につきましては、事業費の確定見込みに伴い、歳出では地域支援事業費などにおいて合計1,726万2,000円を減額いたします。一方、歳入では、国県支出金や支払基金交付金など特定財源の更正や各種繰入金の増減などにより同額を減額し、予算の総額を73億2,752万3,000円とするものであります。 議案第9号、水道事業会計補正予算は、丸亀市浄水場急速ろ過池耐震補強等工事について、事業費の確定により後年度における負担の限度額を減額するものであります。 議案第10号、競艇事業会計補正予算は、総売り上げで増加が見込まれ、収益的収入であります営業収益の開催収入を48億2,887万7,000円増額いたします。それに伴い、収益的支出のうち営業費用の競走実施費について、売り上げに連動する費用といたしまして払戻金、返還金及び日本財団交付金等の法定公納付金、電話投票事務負担金、中央情報処理センター利用料並びに場間場外発売事務委託料を合わせて47億9,359万1,000円増額いたします。また、営業外費用の支払利息及び企業債取扱諸費といたしまして、競艇事業債繰上償還分の利息283万9,000円を増額しております。さらに、特別損失といたしまして、丸亀税務署との過年度分の申告消費税額に係る協議に基づき発生した確定還付税額の減額修正等の金額1,363万9,000円を過年度損益修正損で計上しております。あわせて、資本的支出の企業債償還金といたしまして、地方公共団体金融機構への納付金節減努力の一環として行っております競艇事業債の繰上償還分13億4,529万3,000円を増額補正しております。 議案第11号、丸亀市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部改正につきましては規定内容を明確にするべく、文言の整理を行うため、所要の改正を行うものであります。 議案第12号、市道路線の認定につきましては、天満町一丁目において公衆用道路寄附採納により新たに丸亀市の管理となった路線を天満町一丁目団地線として認定するものであります。 ○議長(高木康光君) 一括上程議案に対する提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第2号から議案第12号までの各案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高木康光君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第2号から議案第12号までの各案は、いずれも委員会の付託を省略することに決定をいたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、順次発言を許します。 26番 三木まり君。             〔26番(三木まり君)登壇〕 ◆26番(三木まり君) 質問いたします。 最初の前半の質問は、かなり次の方とダブりますので、包括的というか全体的なお尋ねをしていきたいと思うのですが、今回の補正予算については提案理由にあったように、増額するものとしては国の一般会計や東日本大震災復興特別会計の措置を受けて、そういうことでこれはきっと日本中今そういう状況になっていると、自治体はみんな3月議会やっていると思うのでね、そういうことだろうと思うのですけれども、具体的な本市においての事業としては、これ富熊小学校と飯野小学校のエレベーター棟の増築事業や、綾歌中学校の校舎耐震補強事業、そして城辰小学校の屋内運動場の改築事業ですね、そういったことが挙げられているのですけれど、これ金額として先ほど3億8,203万円、これを前倒しして措置する考えであると御説明がありました。そして、一方で何回か政権交代があったわけですけれど、そういうことによって今回限りの特別措置としての地域経済活性化雇用創出臨時交付金、こういうことが措置をされて、緊急経済対策としての補正予算債、これとともに一緒に準備がされてきたわけです。いわゆる地域の今にぎわせている元気臨時交付金だと思うのですが、この交付金についていろいろな場所で御説明をこれまでもいただきました。で、丸亀市では最大限活用していくということで、それはそれで理解はできるのです。担当としては当然そうだろうなとは思うのですけれども、野方図にそれをしていいのかといったら、またそれはそれでちょっと心配なものもあったりして、そのあたりをお聞きしておかないといけないと思うのです。社会資本の整備総合交付金、これと合わせて合計14億7,677万4,000円、これを新規に措置するということを提案されておりますので、このあたり丸亀市としての見解、そういうことをお聞きしておかないといけないなと思うのです。で、これ総合運動公園野球場整備事業や東中学校校舎大規模改造事業、こういうことにも充てられていくのですけれど、いろいろな組み替えというか、そういうことが発生していく。どんどんどんどんこういうのを当てはめて措置していく。それは有利だからとおっしゃるのですけれど、私も100%返さなくていいのだったら当然それはおっしゃるとおりで大歓迎ですけれど、やっぱりそうもいかないわけです。そのあたりをどうするのかなということで、まず最初にお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(高木康光君) ただいまの質疑に対しまして、理事者の答弁を求めます。 企画財政部長 大林 諭君。             〔企画財政部長(大林 諭君)登壇〕 ◎企画財政部長(大林諭君) 地域の元気臨時交付金などに対する本市の見解と対応についての御質問にお答えいたします。 まず、地域の元気臨時交付金は、現政権の緊急経済対策において公共投資における地方の資金調達に配慮した今回限りの特別の措置として創設されたものです。具体的には、国の経済対策で追加される建設国債対象の補助事業を地方が実施する場合に国の予算の範囲内で地方負担額の7割から9割を財政力指数に応じて交付されるというものです。また、この交付された交付金は、地方の裁量により、基本的に今年度の補正予算もしくは新年度の予算で実施する建設国債対象の国庫補助事業や建設地方債の対象となる地方単独事業、いわゆる適債事業といわれる地方負担分に充てることが可能になります。また、国では、今回この地域の元気臨時交付金のほか、充当率が100%で交付税措置率が50%以上となる補正予算債を地方負担分への追加支援策とし、予算編成の遅延という異例の状況の中、経済対策の迅速かつ円滑な実施を図ることにより早期の効果を目指しているところです。 そこで、今回の国の措置に対する本市の見解といたしましては、基本的にはこの有利な財源を可能な限り有効に活用し、これまで重点課題として進めております耐震化事業などを加速化することで、より早期に都市基盤の強化を図っていきたいと考えております。その具体の対応といたしましては、平成25年度以降に計画しております安全・安心なまちづくり事業などを前倒しして実施することを基本に、地域の元気臨時交付金の算定対象となります総合運動公園野球場整備事業とか小・中学校の整備事業など、合わせて16の事業のほか、地域の元気臨時交付金を充てる対象事業として、都市公園遊具改修事業などの国庫補助事業や笠島漁港環境保全施設整備事業などの地方単独事業合わせて7事業を今回補正予算に計上させていただき、御審議をお願いしているところです。 以上、よろしくお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。 ◆26番(三木まり君) 議長、26番。 ○議長(高木康光君) 26番 三木まり君。             〔26番(三木まり君)登壇〕 ◆26番(三木まり君) ありがとうございます。 大体そういうことだとは思うのですけど、もちろんこれはもう競ってみんなこういう編成をなさるのだろうとは思うのですけれど、これ前倒しの事業の中に新規の事業が含まれていると思うのです。私が非常に気になるのは、市民目線とか、私はまた違った言い方で市民主権と言っているわけですけれど、そういったところで事業の選定です。前倒し事業の選定に当たって、新規の事業もそうですけど、どこが選定するのだろうかと、それが非常に気になるのです。多分財政当局がなさるのでしょうか、そのあたりきちんと聞いておかないと、財政担当で考えられる事業と、市民の皆さんの御意見をいっぱい伺っている担当とではその思いというのが、本来でしたら一緒であってほしいけれども、なかなか人間のやることですし、いつもぴたっとはいかないだろうと。そういうときに、この前倒し事業をこの選定というのはどういうことなのかなというのは、きちんとお聞きしておきたいと思うのです。どういう手順でというか、どういう内容でそうなったかということをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(高木康光君) 企画財政部長 大林 諭君。             〔企画財政部長(大林 諭君)登壇〕 ◎企画財政部長(大林諭君) 前倒し措置した事業の選定についての御質問ですが、今回の元気臨時交付金は、交付金の算定対象となる要件といたしまして、先ほど申し上げました建設国債対象の公共事業であることに加えて、今年度の本市の補正予算に計上しておくことが求められております。そのため、補正予算に計上した事業につきましては時間的な制約から必然的に次年度に繰り越しとなり、繰り越した事業については平成25年度での完了が必須条件となっております。そこで、今回の交付金の対象となる前倒しする事業の選定に当たりましては、これらの条件を踏まえ、全庁的に協議をいたしまして、今後計画している公共事業のうち、次年度に完了できる見込みの事業範囲を基本に可能な限りの事業を選定し、交付金の確保に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 また一方、交付金を充当する対象事業につきましては、交付税措置率の有利な起債措置などが見込まれない国庫補助事業ですとか、地方単独事業を選定しているところですので、今回の補正予算におきましてはこれらにつきましては計7事業に交付金8,591万円の地域の元気臨時交付金を充当して計上しているところですので、よろしくお願いいたします。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆26番(三木まり君) 議長、26番。 ○議長(高木康光君) 26番 三木まり君。             〔26番(三木まり君)登壇〕 ◆26番(三木まり君) 今の御答弁は普通のきちんとした答弁ではあるのですけど、私が一番聞きたかったことがちょっとずれていると思うのです。だから、補正で上がっている中でというのはわかるのだけど、それを財政当局で選定されたのか、それとも担当できちんと財政当局と話し合われて選定されたのか、具体的なそこの俎上に上ったものをどこがどのようにして決めたかと、そういうことをお聞きしておきたかったのですけど。私の質問の仕方が悪かったかもしれませんけど、もう一度お願いします。 ○議長(高木康光君) 企画財政部長 大林 諭君。             〔企画財政部長(大林 諭君)登壇〕 ◎企画財政部長(大林諭君) 事業の選定についての再質問にお答えさせていただきます。 基本的には、事業の選定に当たりまして、条件といたしまして先ほど申し上げましたように、ことしの補正予算に計上しているもの、それともしくは繰り越しをした場合には平成25年度中に事業を完了するものということで要件となっております。そのようなことから、今回は国の15カ月予算の編成ということもありまして、本市におきましても平成25年度の予算編成とあわせて今回の補正予算の事業の選定に当たりました。今回の対象事業のほとんどが平成25年度に計上する事業を前倒しで今回計上しておりますので、全庁的に事業の優先性、必要性を見きわめた上で今回の事業の選定としておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆26番(三木まり君) 議長、26番。 ○議長(高木康光君) 26番 三木まり君。             〔26番(三木まり君)登壇〕 ◆26番(三木まり君) 終わってまた後ほどお聞きに上がります。少しずれているので、多分私の質問の仕方が非常にまずいのかもしれません。ありがとうございました。部長のおっしゃることのたてりはよくわかるのです。ただ、市民的にはよくわからないという御答弁ではなかったかと思います。 次に移りたいと思いますが、これまでの質問は今回のことで完結ではないのです、もちろん続くわけですけれど。ただ、今後の財政計画へ及ぼす影響ですよね、これは非常に気になるところです。前にも私何かひとり言のようによく廊下なんかで言っているのですけど、財政当局は非常に表とかグラフとかいっぱいつくっていただいて、しなければいけないお仕事としてきちんとされています。ただ、今回政権交代が1回、2回起きたりしながら、国のありようが非常に地方自治に迷惑この上ないというやり方をなさっているので、それはそれで仕方ないのですけれど、どんなに立派な計画を立てても、今回のように、いろいろなこれまでもそうですけど、交付金がぽんとできたりしますよね。そういう中で、有利ですから私たちとしてもこんな有利なものは使わないと損だということで、いっぱい使っていくわけです。それを私は質疑ですからどうのこうのと言うつもりは全くございません。そうではなく、きちんとした財政計画を立てているけれど、こういった突発的というか、本当に国がぽんぽんとつけてくれるこういった交付金、それによってどんどん各自治体、うちは丸亀市ですけど、それを取り入れるわけですよね、もちろんのこと。これについて、影響はどうなるのだろうかと。それが非常に心配ですが、せっかくの機会ですから、市民の皆さんにその影響をお知らせいただければと思います。お願いします。 ○議長(高木康光君) 企画財政部長 大林 諭君。             〔企画財政部長(大林 諭君)登壇〕 ◎企画財政部長(大林諭君) 財政計画への影響についての御質問ですが、まず今回の地域の元気臨時交付金等を踏まえて財政計画への影響ですが、今回の交付金への対応といたしましては平成25年度以降の計画の前倒しを基本としておりますことから、基本的には将来的な財政計画への影響というのは特に大きなものは現時点ではないと考えております。具体的には、国から交付金を得ることで一般財源の不足分を圧縮することが可能になります。目下の財政的課題であります基金の留保にはつながるものと考えており、基本的に新たな財政負担が生じるものではないと考えております。現在のところ、国においても補正予算が成立したばかりで、制度設計の詳細については今後通知によることになると思いますので、交付金の対象事業や交付額が不確定な現時点においては具体的な数値をもってお示しすることはできませんが、本市財政への影響につきましては交付金の額などが確定する新年度に入りまして、本市の将来的な財政計画であります中期財政フレームを見直す中でお示しをさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆26番(三木まり君) 議長、26番。 ○議長(高木康光君) 26番 三木まり君。             〔26番(三木まり君)登壇〕 ◆26番(三木まり君) ありがとうございました。 そしたら、次の繰越明許費の補正についての考え方、これは主に入札と予算の関係をどう改善していくかというお話ですけれど、繰越明許費の補正というのはもちろん私もわかっているつもりです。その繰越明許費の補正がどうしてこうなったかという質問ではなくて、例えば3月に、今回に限った話ではないのですけど、3月にいっぱい工事などが追い込みみたいにいろいろなところで見られます。入札なんかも多分3月、年度内に行われて、4月の後半ぐらいからよければ工事が始まるみたいなことがよく見られるのではないかというふうに、私もそう思いますし、同僚議員からの御指摘もあったわけです。先日お伺いしましたら、結構そうではなくて満遍なくとおっしゃっていたのですけど、建物は繰越明許がありますから順調にはいくのかもしれませんけど、道路はそうなってないような、非常にぽっかり穴があいたみたいな現象が見られるのではないかなと思うのです。例えば民間業者にしてみたら資金繰りの問題などもありますから、満遍なく工事が入って、資金手当ての計画が立てられるのではないかなと、私は素人判断ですけど、そのあたり思うのです。そうした意味で、今回の繰越明許費67億4,770万円、これが直接増額になっていますから、これはこれですんなり動いていくのだろうと思うのですけど、そのあたりの途切れるみたいなことはないかどうか。で、そういったことはやっぱり入札と予算執行の関係でそうなってくるのではないかなと思うのですけど、そのあたりの答えというか、考え方をお示しいただきたいと思います。 ○議長(高木康光君) 企画財政部長 大林 諭君。             〔企画財政部長(大林 諭君)登壇〕 ◎企画財政部長(大林諭君) 繰越明許費の補正の考え方と入札及び予算の関係についての御質問ですが、今回の一般会計での繰越事業は39事業を予定しております。その限度額として総額35億9,000万円ほどを計上しておりますが、この繰越明許費の補正につきましては、1つは事業内容の変更や関係機関との協議などに不測の日数を要したものなどがございます。それと、今回の国の緊急経済対策に対応するものとして、地域の元気臨時交付金の算定対象事業及び充当対象事業の18事業、合わせて15億7,000万円ほどを措置させていただいております。この交付金対象事業につきましては、総合運動公園野球場整備事業のほか、一部の事業を除き、その大部分が未契約の繰り越しとなります。これらはあくまでも前倒しの事業でありますので、平成25年度の当初における入札件数や、入札に係ります事業予算等につきましては特に影響は与えるものではないと考えております。また、年度当初の入札件数や入札にかかわります事業予算につきましても、従来とほぼ同様の、平成25年度におきましても従来とほぼ同様の規模ですので、特に大きい変化はないのかなと考えております。なお、今回の経済対策に係ります未契約繰越事業につきましても、国の申請等を必要な手続をできる限り早くして入札発注することにより、対策の主でもあります早期の経済効果の発揮に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ◆26番(三木まり君) 議長、26番。 ○議長(高木康光君) 26番 三木まり君。             〔26番(三木まり君)登壇〕 ◆26番(三木まり君) 部長、最後の1点だけ。ということは、その繰越明許費に上がっているのは、私が言っているような心配はないけれど、それ以外に漏れた部分というのは4月に、例えば市が4月ではなく5月になるとか、そういうことにならないのでしょうか。満遍なく、担当は違うのですけど、道路工事などは入札が3月ぐらいに集まって、事業開始が5月とか4月の末ぐらいになって、4月の末だったら結局お金が入るのはもっと後になると思うのです。そのあたりは大丈夫なのでしょうか。 ○議長(高木康光君) 企画財政部長 大林 諭君。             〔企画財政部長(大林 諭君)登壇〕 ◎企画財政部長(大林諭君) 再質問にお答えいたします。 さまざまな事業の発注に当たりましては、できる限り早期の発注等には努めており、年度で平準化できるような発注の方法に努めているところですが、特に4月に当たりましては年間予算ということもありまして、4月に入り入札の準備等行いますので、通常の年におきましても、4月では契約についてはほとんどありません。早くて4月の終わりから5月に入っての最初の契約になるのかなと考えております。そのようなことで、今回は特に前倒し事業というのがありますので、できる限り早い準備をいたしまして、早い時期の発注を目指してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上、再答弁とさせていただきます。 ◆26番(三木まり君) 議長、26番。 ○議長(高木康光君) 26番 三木まり君。             〔26番(三木まり君)登壇〕 ◆26番(三木まり君) はい、いい答弁ありがとうございました。再質問したくなるような答弁です。というのは、4月に入札するから開始が4月にはならないわけです。私は入札と予算執行の関係をお聞きしているわけです。4月に工事を執行できるような入札の改善ができないかと。そしたら、事業量が平準化するというか、業者さんにも平準化した入金があるのではないかという私の思いなので、これは素人なので工事のことを詳しくはわかりませんけど、発注側の思いや都合もあるのですけど、私は公共事業というのはその地域が潤って初めて公共事業だと思うのです。ただ、道ができた、何かができたというだけではだめで、そこで働き、生活する地域の人たちに元気になって、それこそ名目どおり元気になってもらったり、豊かになってもらったり、そうしないと公共事業、税金を費やすわけですから、そういった意味で、4月がストップしないで何とかならないか、これは要望にかえてもいいのですけれど、もし思いがあって答えていただくのだったらいただいて、私の思いは質疑としては伝わっとは思うのですけど、いかがでしょうか。 ○議長(高木康光君) 企画財政部長 大林 諭君。             〔企画財政部長(大林 諭君)登壇〕 ◎企画財政部長(大林諭君) 再質問にお答えいたします。 まず、基本的には新年度事業につきましては、年間予算ということもございますので、4月に入ってからの準備になろうかと思いますが、修繕工事等の小規模な工事についてはできる限り早期に発注をしていくということもこれは当然考えていかなければならないと思います。それとあわせて、今回の繰越明許費の約半数につきましては平成24年度実施している事業の繰り越しということもございますので、その繰越事業を早期に完成することも大事なことであると考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上、再答弁とさせていただきます。 ◆26番(三木まり君) 議長、26番。 ○議長(高木康光君) 26番 三木まり君。             〔26番(三木まり君)登壇〕 ◆26番(三木まり君) ありがとうございます。 まだまだ改善の余地が今の御答弁ではありますが、もうこの場ではこのあたりにして、またの機会を待ちたいと思います。ありがとうございました。 次に、男女共同参画費に関連して質問いたします。 担当の方も来ていただいて恐縮です。 私がこの通告を出した時点で非常に怒っているというのはわかってくださってて、多分ね。お察しがいいと思うので。だけど、質疑ですから別に私の思いのたけをしゃべるわけにはいかないのですけど、これ私内々のことだったら個人的に担当にお伺いして、ちょっとねということはできるのですけど、これ男女共同参画審議会委員報酬、額にしたら20万円で、これが高いとか安いとかという話には全然ならないのですけど、全額が減額になっている。委員報酬、20万円。そうでしょ。違ってたら。男女共同参画費は210万円が45万円の減額ですからわかるのですけど、これ委員報酬というのは開いていれば絶対お金が要るわけで、これ多分開いてないのだと思うのです。これは、庁議を開くや開かないというわけではない。審議委員になっていただいた方に対して、これどういう御説明をしているのかというのもお聞きしたいけど、私も人権関係の審議委員をしていまして市長からの諮問がありませんでした。どうするかということを審議会を開いて何も今のところは問題がなくて諮問はないけれど、じゃあ審議会としてどうしますかというお話をその会でさせていただいて、せっかくこういう会があるのですから、人権は非常に大事だからやりましょうということで、自主的に私たちはやっている最中です。もちろん自主的に市長に諮問も出すかもしれませんけど。そういった男女共同参画というのはもちろん皆さん職員の皆さんも、私難しいと思う、好き嫌いがいろいろあったりして。だけど、公務員の皆さんは部署をいろいろ変わられたりして、だけど好きとか嫌いで仕事をなさるわけではないと思う。職務としてなさるわけですから、最低限の職務だけは、これはしていただきたいと思うのです。何より市民の皆さんに委員になっていただいているわけです。それも市長がお願いしているわけですから、それは何か大きな理由があってできなかったのかなと思うのです。それならそれで委員の皆さんにおっしゃっていただければ御理解もいただけると思うので、まずそのあたりをお話しいただければありがたいと思います。 ○議長(高木康光君) 総務部長 徳田善紀君。             〔総務部長(徳田善紀君)登壇〕 ◎総務部長(徳田善紀君) 26番三木議員の御質問のうち、男女共同参画費についてお答えいたします。 まず、45万円減額補正した内容についてでございますが、内訳といたしましては男女共同参画審議会開催に係る委員報酬20万円と男女共同参画講演会等の開催に係る講師謝金25万円でございます。委員報酬につきましては、当初は男女共同参画審議会を年度内に3回開催する予定としておりましたが、新規事業である男女共同参画セミナーや職員研修会など、第2次男女共同参画プランまるがめに掲げた重点事業の実施に時間を要し、結果として本年度は3月開催予定の1回のみの開催となったことにより、委員報酬予算額35万7,000円に対しまして20万円の減額補正に至ったものであります。審議会は、男女共同参画プランの進行管理など重要事項を審議していただく極めて重要な場でありますことから、その開催が年度内に1回となりましたことにつきましては大変反省をいたしているところでございます。議員がお話しされましたように、委員の方に対しましても非常に御迷惑をおかけしたと思っております。この場をおかりしておわびを申し上げたいと思います。今後は、年間事業計画に基づき、業務の時間配分に十分配慮し、男女共同参画プランの着実な推進を図ってまいりたいと考えております。 次に、報償費につきましては、2つの謝金を減額いたしております。1つ目の謝金は男女共同参画の理念を多くの皆様に啓発することを目的に開催する全市民対象の講演会やコミュニティセンターに出向いて実施しているコミュニティセミナー、また市職員に対し実施する研修等の講師に対する謝金17万円の減額でございます。2つ目の謝金は、男女共同参画情報紙ゆめ発行に関する企画、編集、取材等に係る編集委員への謝金8万円の減額でございます。これらの謝金につきましては、最少の経費で最大の効果をという地方自治運営の基本に沿えるよう、講師選定等について努力した結果、当初予算より歳出現額が抑えられる見込みとなったもの、また編集委員につきましては編集等の打ち合わせの回数の減によって減額したものでございます。 次に、平成24年度に行った男女共同参画の取り組みについてお答えいたします。 本年度は、啓発事業といたしまして、市民全体を対象とする講演会と新たな新年度事業でありますセミナーを各1回、コミュニティで行うセミナーを6回、モデル保育所での講演会を1回、情報紙の発行を2回、その他本庁や各市民総合センターで行うパネル展、また市広報での啓発などを行っております。 次に、DV、ドメスティック・バイオレンスなど、女性に対する暴力の根絶に向けた取り組みとして、町内外の関係者との連絡会を1回、市役所内担当部署との連絡会であるCDV対策ネットワークを2回開催いたしました。また、これも新たな新規事業でございますが、DVに関する相談窓口を啓発するためのチラシや啓発ティッシュなどを作成し、配布をいたしております。 次に、職員を対象とした取り組みといたしましては、市職員、教職員研修1回、管理職研修2回、女性職員を対象にステップアップ研修1回を開催いたしました。また、これとは別に、働きやすい職場環境づくりと人材育成を目的に新年度女性職員のロールモデルである中野教育長と女性職員との昼食会なども部単位で何回か開催をいたしております。また、各担当課に対し、各種審議会への女性の積極的な登用を働きかけております。このほか、男女共同参画社会を目指すグループの集まりであるゆめネットワークに関する事務も行っておるところでございます。 次に、男女共同参画についての基本的な考え方でございますが、平成23年度から平成28年度まで、6カ年計画で策定をいたしております第2次男女共同参画プランまるがめに掲げられた事業について、できるものからまず実施する、そして進行管理をしっかりと行うことによって、結果として固定的な性別役割分担意識の解消などを初めとした男女共同参画の理念を正しく啓発することに努め、男女が互いに対等な立場で認め合い、それぞれの能力や適性を生かしながら、多様な生き方を選択できる男女共同参画社会の実現を目指してまいりたいと考えております。 議員各位におかれましては、今後とも男女共同参画に御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ○議長(高木康光君) 男女共同参画に対してありますか。終わりますか。 ◆26番(三木まり君) はい。 ○議長(高木康光君) それでは、質疑の途中ではありますが、ここで10分程度休憩いたしたいと思います。               〔午後2時26分 休憩〕             ───────────────               〔午後2時37分 再開〕 ○議長(高木康光君) 休憩前に引き続き質疑を再開いたします。 ◆26番(三木まり君) 議長、26番。 ○議長(高木康光君) 26番 三木まり君。             〔26番(三木まり君)登壇〕 ◆26番(三木まり君) 先ほどの男女共同参画の御答弁ありがとうございました。質問はないのですけれど、この人権に関してのいろいろな事業の積み重ねというのは、意識というのはそう一朝一夕に変わるものではないので、担当がこつこつと積み重ねていっていただくしかないし、職員の皆さんがまず意識改革をしていただいて、その中でじわじわっと毛細血管のように広がっていくものだと思うのです。そういった意味で、ずっと末永く見守っておりますので、ぜひよろしくお願いをしておきたいと思います。 それでは次、渇水対策ですが、これ今回125万円のうちの74万9,000円が減額となっています。私もこの雨水貯留施設というのはずっと前から非常に関心を持っていて、この予算づけには必ず目を通すようにしているのですけれど、太陽光なんかもそうですけれど、取っかかりやすいのですよね、金額的にも設備的にも。こういった設置の補助金をいただかなくても個人でしている方もおられるということで、それがこの125万円の中の74万9,000円というのは決して少ない減額ではないのでちょっと驚いたのです、私自身は。こんなに減額して、担当はどういうふうに思っているのだろうというのをまずお聞きしたいと思います。逆にこれ6割の増だったら私は大歓迎ですけど、瀬戸内というのは雨水は非常にありがたいので、ぜひそのあたりの御説明をいただきたいと思うのです。それで、こうした減額をしながら、平成24年度はどういう事業展開、担当としての活動をなさったのかと。実際、広報などは十分になさったかどうか、そのあたりも心配なのでお聞かせいただいて、その後次年度への取り組みについてお尋ねしたいと思います。 ○議長(高木康光君) 上下水道部長 谷口信夫君。             〔上下水道部長(谷口信夫君)登壇〕 ◎上下水道部長(谷口信夫君) 御質問にお答えいたします。 平成24年度の当初予算におきまして、1、既存の浄化槽の転用で6件、30万円、2、新規の雨水貯留槽の設置で15件、75万円、3、雨水浸透施設の設置で10件、20万円、合わせて31件、125万円を計上しておりました。しかしながら、本年1月時点で、本年度の予定数に達しないことが予想されましたので減額補正をするものでございます。 そこで、議員御質問の減額補正についての評価についてでございますが、雨水の利用による貴重な水資源の確保と節水型まちづくりの構築は本市の重要な課題でございます。できることなら、減額補正ではなく増額補正をお願いしたいところではございましたが、残念ながら現実は目標数を下回ってしまいました。これにはさまざまな要因が考えられますが、市民の皆様に対するこの補助制度の趣旨や内容についてのPR不足が最大の原因ではないかと考えております。そうしたことから、昨年、議員より御助言をいただいたのを機会に、下水道課で行っておりました雨水貯留槽の展示をより多くの市民の目に触れる庁舎玄関ロビーでの展示に切りかえております。また、綾歌ふるさとまつりで展示コーナーを設けてのPR活動など、これまでの周知啓発の活動に加え、新たな取り組みも行っております。本年度は、窓口や電話での問い合わせもふえ、昨年度の7件から本年度の9件と、わずかではありますが設置件数も伸びております。これらの取り組みの効果があったものではないかと考えております。現状、決して満足できるものではございませんが、今後ともより多くの市民の皆様にこの制度を活用していただくため積極的なPR活動を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆26番(三木まり君) 議長、26番。 ○議長(高木康光君) 26番 三木まり君。             〔26番(三木まり君)登壇〕 ◆26番(三木まり君) ありがとうございました。 大体の御答弁、優等生過ぎておもしろくないのですけど、この評価として、125万円に関してもちろんPRをしていきながらということにはなるのでしょうけれど、次年度への取り組みの中での御答弁をもう一回いただきたいのですけど、予算的には本当にこういったつけ方で渇水対策の雨水貯留としての事業が十分に展開できるのか。もちろんPRをすればふえてはいくのでしょうけれど、もう少し見える、もちろん先ほども御答弁の中に、庁舎玄関での展示などいろいろ工夫をしていただいて、前進しているのは私も本当にうれしく思っているのですけれど、もう少し何か幅広くというのですか、何かいろいろな形で展開をしていっていただきたいと思うのですけど、平成24年度の事業活動の御報告と次年度への取り組みの御答弁がダブってほとんど一緒だと思うのです。そういう認識ではちょっとつらいのですけど、もう一回御答弁いただけますか。なるべく終わりにしたいと思います。 ○議長(高木康光君) 上下水道部長 谷口信夫君。             〔上下水道部長(谷口信夫君)登壇〕 ◎上下水道部長(谷口信夫君) 再質問にお答えいたします。 平成24年、次年度同じような活動をと思われておるかと思いますが、実は先ほど申しておらない3点ほどの新しい取り組みをやろうと思っております。小さいことなので御説明しなかったのですけれども、まず下水道管整備の地元説明会というのがございます。何年かに1回地元説明会をやるのですが、そのときに補助制度の説明をしっかりと皆様に行ってまいりたいと、まずこれ1つ目。2つ目といたしまして、下水道排水設備、取りつけ管とかそういうときの検査がございます。そういうときに業者さん並びにおうちに住まれている方がいらっしゃいますので、そういうときにも同じようなパンフレットをお持ちして御説明をしてまいりたいと。それと最後に、合併処理浄化槽も検査がございます。そのときにも同じくPR用のパンフレットを持ってまいりまして市民の皆様に説明をしていこうと、そのように考えております。 以上でございます。 ◆26番(三木まり君) 議長、26番。 ○議長(高木康光君) 26番 三木まり君。             〔26番(三木まり君)登壇〕 ◆26番(三木まり君) ありがとうございます。 部長が小さいこととおっしゃったけど、私は折々のこういった何かあるときに必ずそれをセットにしてお話ししていく、そして市民の皆さんに、また業者の皆さんに何か触れていただく、こういった環境問題というのは非常に大事なことだと思うのです。ですから、決して私自身はこれが小さい事業だと思いません。男女共同参画とはまた違った意味で、これもこつこつやっていかなければ本当に、今中国の問題で環境問題といっていますけど、日本には放射能というのを地球上にばらまいて、それこそ最大の環境汚染だと思うのですけれど、そういうことまでは私たち丸亀市がどうのこうのということはできませんけど、自分たちが今産業振興でもそうですけど、水というのはキーになりますから、ぜひ小さいことといわずに胸張って堂々とやっていただきたいと思います。 以上、質問を終わります。 ○議長(高木康光君) 以上で26番議員の質疑は終わりました。 引き続き質疑を行います。 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) それでは、質疑を行いたいと思います。 議案第2号「平成24年度丸亀市一般会計補正予算(第6号)」中、2項目についてお尋ねをいたします。 まず、地域の元気臨時交付金に関連してお尋ねをいたします。 安倍内閣の緊急経済対策を受けて成立した平成24年度補正予算には、人からコンクリートへの転換と言える総額2兆4,000億円を超える大規模な公共事業の追加がされ、これらの公共事業の地方自治体負担分を軽減するためとして、地域の元気臨時交付金が別に創設されました。丸亀市では、この元気臨時交付金の交付限度額算定対象として、総事業費15億7,400万円に上る21の事業が今回の平成24年度補正予算に盛り込まれていると思います。もちろん本市としてはこの交付金を活用して、市民の暮らしや安全に役立つ事業を有利に進めていくのは当然期待されることですが、一方で必要性の薄い事業も同時に含まれていないかという視点も求められるのではと思います。 そこで、3項目お尋ねしたいと思います。 さきの議員と重なる部分もあるかもしれませんけれども、再度お答えをまとめていただきたいと思います。 まず1点目は、この元気臨時交付金の算定対象として、今回補正予算に計上されている事業の多くは平成25年度以降実施計画されていたものの前倒しだということですが、中には新規の事業もあるとお聞きしております。これらの新規の事業についてはどのような基準で選定されたのかを御説明いただきたいと思います。 2点目は、元気臨時交付金の充当対象となる事業についてですが、元気臨時交付金の算定対象となった事業でも充当の対象とはならない場合もあることを考えると、ともすれば交付金を消化するために必要性、緊急性の薄い公共事業が追加されていくということにはならないのだろうかという懸念があります。まだ国から充当対象となる一覧が示されておりませんけれども、元気臨時交付金を充当する事業について本市の基本的な考え方を御説明ください。 3点目は、平成25年度以降予定していた建設事業について、この元気臨時交付金の仕組みを使って前倒しをしたり、またその財源に充てたりすることで、当初支出を予定していた一般財源部分が浮いてくることになると思います。この支出を予定していた一般財源を本市のハード事業以外の、例えば福祉施策など、そういった充実の財源として活用することも可能になると考えます。この点について見解をお聞かせいただきたいと思います。 以上、3点まとめてお答えください。 ○議長(高木康光君) 企画財政部長 大林 諭君。             〔企画財政部長(大林 諭君)登壇〕 ◎企画財政部長(大林諭君) 地域の元気臨時交付金についてお答えします。 1点目の交付金対象事業の選定基準についての御質問ですが、元気臨時交付金の算定対象事業につきましては現在もその詳細な公共事業の採択枠は示されておりませんが、現時点での選定に当たりまして、まず今回の補正予算で補正対応しなければならず、予算編成のスケジュールを考慮いたしますと、全ての対象事業が次年度への繰り越しとなり、平成25年度末までの完了が見込める事業という制約のもとでの選定作業となります。そのため、基本的には平成25年度で予定しております事業を中心に選定しますが、今回の国の補正予算の概要で示された建設事業対象の国庫補助メニューに沿って、本市の将来的なまちづくりの課題として平成26年度以降にも取り組んでいく必要がある事業についても検討を加えたところです。したがいまして、選定基準といたしましては、平成25年度中に実施可能な事業量を勘案し、事業の優先性を見きわめた上で、国、県との調整が可能なものについて前倒し措置することを基本といたしたところで、本市といたしましては有利な財源が確保できるこの機会を好機と捉え、できる限り交付金の確保に努めてまいりたいと考えております。 次に、交付金の充当事業についての基本的な考え方ですが、元気臨時交付金を充当できる事業は大別して2種類あります。1つは、国の補正予算を活用した建設国債対象の国庫補助事業、もう一つは建設地方債を発行できる、つまり適債事業である地方単独事業となっております。また一方、今回の緊急経済対策では、元気臨時交付金に加え、起債の充当率や後年度における交付税措置の面で有利な補正予算債も準備されており、地方負担の軽減が図られております。そこで、本市といたしましては、補正予算債を活用できる事業は補正予算債を充当することを基本としつつ、国の建設国債対象事業であるものの長寿命化計画の策定などをソフト事業のため補正予算債が活用できない事業や、適債事業ではあるものの交付税措置率の低い地方債でしか手当てできない単独事業など、充実した財政支援措置が見込めない事業について、この元気臨時交付金を充当し、必要な一般財源の抑制を図りたいと考えております。なお、元気臨時交付金を充当するために新たな事業を誘発するのではといった御心配もいただいておりますが、本市といたしましては元気臨時交付金を充当する事業につきましても、基本的には安全・安心なまちづくりに向けた地域の課題や地域の活性化に対応するために早期に実施しなければならない事業に充当していく方針ですので、よろしくお願いします。 次に、交付金の活用により余裕が生じる一般財源の使途についてですが、元気臨時交付金の活用については先ほど申し上げましたとおり、財源支援措置の手薄い地方単独事業などを中心に、地方負担分の代替財源として充当してまいります。その結果、地方債の発行抑制や一般財源の確保につながるものですが、その活用に当たりましては、現在、基金の取り崩しなどで対応している厳しい財政状況を考慮しますと、当面は一般財源の不足分の圧縮を図ってまいりたいと考えております。また、元気臨時交付金の活用による地方債の発行抑制や一般財源の不足分の圧縮は目下の課題であります基金の留保や先々の公債費抑制にもつながるものと考えております。そのため、将来的には建設投資や福祉施策の充実などにもつなげていくことが可能ではないかと考えておりますので、御理解いただきますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ◆14番(中谷真裕美君) 議長、14番。 ○議長(高木康光君) 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) 今、御答弁をいただきましたけれども、まず最初の今回補正予算に上げられている交付金の算定対象として上げている事業で、それで平成25年度の事業を前倒しをしているものはたくさんありますよね。それで、先ほどの御答弁の中で、平成26年度よりも後に計画していたものも優先順位を考えてこの中に入っているというお話だったと思うのです。それは何で、どういった基準で、優先順位を考えてと言われた、その優先順位というのは何が基準ですかというのを知りたかったので、そこをもう一度お尋ねしたいと思います。 それともう一点は、3点目の今回の臨時交付金の仕組みを使って余った、余ったといいますか、本来なら充当すべきだった一般財源の使い方の話ですけれども、今の答弁では、当面はその一般財源の支出の圧縮をしたいと、将来的には使うことも考えられるでしょうという趣旨のお話だったと思うのです。私がここで確認したいのは、いつ何に使うかという政治判断ではなく、理論上使うことはできるでしょうということを確認したいのです。この2点を再度お尋ねしたいと思います。 ○議長(高木康光君) 企画財政部長 大林 諭君。             〔企画財政部長(大林 諭君)登壇〕 ◎企画財政部長(大林諭君) 再答弁をさせていただきます。 まず、1点目の平成26年度以降に取り組む事業の前倒しの内容ですが、これにつきましては前回資料の中でもお示ししたと思いますが、計画に沿って予定しております市道等の舗装改良また改築等について前倒しを行っていきたいと思います。それとあわせて、土地改良事業等につきましても市内全域の農道や水路等についても積み残し等もございますので、できる限り早期に対応していきたいと考えています。それとあわせて、今回の補助事業のメニューの中にあります新たな市道等の交通安全施設の点検事業等についても、今回取り組んでいきたいと考えています。それとあわせて、漁港の長寿命化計画等の策定業務を前倒しで進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 2点目の今回の元気臨時交付金を充当することによって余裕ができたところに、余裕財源についてどのように考えるかということですが、これにつきましては、あくまで先行、前倒しをした事業について財源が充当されてはおりますが、結果的に一般財源に余裕ができる、また将来的には公債費等の抑制につながっていくということですので、基本的には現時点では一般財源の圧縮に努めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆14番(中谷真裕美君) 議長、14番。 ○議長(高木康光君) 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) まず、1点目ですけれども、それは資料なんかでもさきに説明をいただきました。全ての事業が優先順位として係ってくるのでというお話であったかと思います。総合計画などのさまざまな計画の中で必要な事業が出てきておりますけれども、今後今度充当される事業、それからその充当された事業の後にどれを次していくかというのは、優先順位というのはどこに基準を置いて考えるのかというのは、確かに今回は急いだ補正予算でありまして計画を期限までに出さなければならないなどというのがあったかと思いますけれども、そのあたりははっきりさせておかなければならないのではと思いますが、そこまでしかお話はいただけないのかもしれません。 それと、3点目の一般財源の話ですけれども、こう考えるという、今のところは圧縮をしていく、公債費を下げていく、そういったお話だったと思いますけれども、それは一般財源としては有利な交付金を今回使うわけですから、その分有利といわれるのは一般財源の持ち出しが少なくなる、そういうことでは間違いないですよね。ちょっとその点だけ確認をしておきたいと思います。 ○議長(高木康光君) 企画財政部長 大林 諭君。             〔企画財政部長(大林 諭君)登壇〕 ◎企画財政部長(大林諭君) まず、1点目の前倒し事業につきまして、これはもう国の採択する補助メニューの中のメニューにも沿って庁内で平成25年度の予算、また総合計画の中の事業を勘案して選定したもので、できる限りこの制度については活用していきたいということで、今回の前倒し事業になっておりますので、よろしくお願いいたします。 それと、この元気臨時交付金の活用によります一般財源の圧縮等につきましても、これも先ほどの議員にも御答弁させていただきましたが、今後決算をもとに公表させていただきます中期財政フレーム等の中でも、これがどのような状況になっているかというのを十分にお示しをさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上、再答弁とさせていただきます。 ◆14番(中谷真裕美君) 議長、14番。 ○議長(高木康光君) 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) では、この元気臨時交付金について今後どういった影響が市の財政に出てくるかということは市民にはっきりとあらわしていただきながら、だからこれが有利だったということは市民にわかるようにしていただきたいと思います。 それでは、次の2項目めに移りたいと思います。 同じく平成24年度一般会計補正予算(第6号)中の老人福祉費のうち、介護用品等購入助成費が減額補正となっている点についてお尋ねしたいと思います。 寝たきり高齢者の方を在宅で介護している場合に、月額1万5,000円を紙おむつ購入補助として支給しているのが介護用品等購入助成費です。今回の補正予算では、この介護用品等購入助成費の当初予算1,998万円のうち700万円を減額補正するというものです。35%を減額するというのですから、大変大きな割合での減額です。この紙おむつの購入補助については、年々補助総額が下がってきています。平成17年度は1,850万円でした。それが今年度はこの補正で約1,300万円になるということです。しかもこの制度は、平成21年度からその補助額を月額1万円から1万5,000円に引き上げたと思います。それでも補助総額が下がっているというのは、補助の件数が少なくなっているということだと思うのです。紙おむつの購入補助を希望する人は大変多いですが、この事業の対象となる要件が大変厳しい。多くの自治体は要介護度4または5というのが条件ですけれども、本市の場合はその上にさらに対象を絞る要件がついていると思います。それで、実際に紙おむつを常時使用していて、補助してほしいと希望をされながらも対象とならない人が多くいる。その一方では、毎年3月議会で、今回のようにかなりの予算の減額補正をしている、こういう制度のあり方、予算の執行状況に疑問を感じます。ニーズが高いのですから、補助の対象の範囲を広げる要件緩和がこの制度は必要ではないのですかということを、私は4年前の3月議会のこの場でもお尋ねをさせていただいて、その後決算が出るたびに、また行政評価などの資料が出るたびにお聞きをしてまいりました。また、昨年の3月議会においては、他会派の議員からもこれが指摘をされて、見直しが必要ではないかということを言われておりました。ところが、今回のこの補正予算を見る限り、平成24年度も全く同じことが繰り返されて、それで当初予算の35%も減額補正ということになっていると思うのです。ですので、ここで何度もしつこいと思われるかもしれませんけれども、今回の大きな減額の補正予算の状況を踏まえて、いま一度この介護用品等購入助成費の制度の見直しの必要性、これをどう考えているかを説明いただきたいと思います。 ○議長(高木康光君) 副市長 宮川明広君。             〔副市長(宮川明広君)登壇〕 ◎副市長(宮川明広君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 本市の介護用品等購入助成制度につきましては、介護者のさらなる負担軽減を図るため、平成21年度から月額1万円を月額1万5,000円に増額し、県内でも手厚い助成を行っているところでございます。しかしながら、ただいま議員御指摘のとおり、助成総額の推移を見ますと、平成21年度が1,792万5,000円、平成22年度が1,725万円、平成23年度が1,504万5,000円であり、年々減少の傾向にあります。そして、平成24年度の総額は約1,300万円と見込まれ、これによりまして今回700万円の減額補正となりました。 そこで、その要因でございますが、支給月ごとの支給対象者数の平均の推移を見ますと、合併時の平成17年度は160名でしたが、施設入所者の増加などによりまして毎年十数名ずつ減少し、平成24年度末では70名を切る見込みでございます。加えて、本市の助成制度は、これも議員から御指摘をいただきましたが、障害老人の日常生活自立度、いわゆる寝たきり度の高い方への手当支給の制度からスタートしている経緯がございまして、このことが結果的に新規の助成対象者を制限しているところでございます。そこで、議員御指摘のとおり、今後は幅広く在宅介護者を支援していく制度といたしまして、寝たきり度にかかわらず、在宅で紙おむつ等の使用が必要な方を対象に介護用品を現物支給する制度への移行が考えられます。したがいまして、本市といたしましては、支給金額を増額変更いたしましてから来年度で5年が経過いたしますので、平成25年度以降の早い段階で、在宅で紙おむつの使用を必要な高齢者の方々が使いやすい制度に見直してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上、答弁といたします。 ◆14番(中谷真裕美君) 議長、14番。 ○議長(高木康光君) 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) ただいま副市長から平成25年度中に使いやすい制度に見直しをされていくというお話がありました。やっとはっきりとそのように言っていただけましたので、安心いたしております。ただ、どういった中身がいいのか、というのはこれはもうきょうは質疑の場ですので私もしませんし、今後の委員会なり総括質疑で十分お話をしていただけたらいいと思うのですが、ただここでもう一度確認をしておきたいのは、どんな事業でも、またどんな制度でも毎年予算をつけて、決算が出てという繰り返しをするときには必ずこの制度が事業が市民にとって役に立っているか、十分に目的に対して効果を発揮していくのかという評価がされて、見直しをされていかなければならないと思うのです。それがこの購入補助のこの制度については大変長い間課題が指摘されながらもなかなか手がついてこなかったというところは、非常に問題であったと思いますので、この点はしっかりなぜすぐに手がつけられなかったのか、ほかにもこういったことはないのかというのは、私は見ていただきたいと思います。あとは大変いい御答弁をいただきましたので、安心をして新年度に続けていただけたらと思います。 以上で質問を終わりたいと思います。 ○議長(高木康光君) 以上で14番議員の質疑は終わりました。 以上で通告による質疑は終わりました。 これにて質疑を終わります。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 15番 尾崎淳一郎君。             〔15番(尾崎淳一郎君)登壇〕 ◆15番(尾崎淳一郎君) 日本共産党市議団を代表して、反対討論を行います。 反対するのは、議案第2号「平成24年度丸亀市一般会計補正予算(第6号)」中の総合運動公園野球場整備事業費についてです。 反対理由を述べます。 安倍内閣の平成24年度補正予算を受け、本市では5億4,520万円の元気臨時交付金を見込み、今回の補正予算で総額15億7,400万円に上る事業が平成25年度から前倒し、また新規事業も追加をして提案されています。安倍内閣の緊急経済対策は、これまでも自民党政治で繰り返された公共事業のばらまきであり、国民の暮らしに目を向けたものとはとても言えません。もちろん公共事業が何でも悪いというわけではありません。今回、平成25年度当初予算分から前倒しをしている事業を見ても、小・中学校の改築や大規模改修、また耐震改修促進事業など、市民の安心・安全につながるものもあります。市民の暮らしに役立つ事業は優先して行っていくべきです。そういう視点で見たとき、これまでもまた今その建設が急がれるのか、市民の生活に密着したものこそ優先すべきだと疑問を投げかけてきた野球場建設をわざわざ補正予算を組んで前倒しをするということに私たちは賛成できません。以上の理由から日本共産党市議団は議案第2号「平成24年度丸亀市一般会計補正予算(第6号)」中の総合運動公園野球場整備事業について反対いたします。 ○議長(高木康光君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高木康光君) ほかに討論もないようでありますので、これにて討論を終わります。 これより採決をいたします。 先ほど反対討論がありました。議案第2号を起立により採決し、その後議案第3号から議案第12号までの各案を一括して採決いたします。 まず、議案第2号「平成24年度丸亀市一般会計補正予算(第6号)」について、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(高木康光君) 御着席願います。 起立多数であります。 よって、議案第2号「平成24年度丸亀市一般会計補正予算(第6号)」は、原案のとおり可決をいたしました。 続いて、議案第3号から議案第12号までの各案を一括して採決いたします。 件名は事務局長をして朗読いたさせます。             〔事務局長(山本一清君)朗読〕             ───────────────   議案第3号 平成24年度丸亀市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   議案第4号 平成24年度丸亀市公共下水道特別会計補正予算(第1号)   議案第5号 平成24年度丸亀市農業集落排水特別会計補正予算(第1号)   議案第6号 平成24年度丸亀市駐車場特別会計補正予算(第1号)   議案第7号 平成24年度丸亀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   議案第8号 平成24年度丸亀市介護保険特別会計補正予算(第2号)   議案第9号 平成24年度丸亀市水道事業会計補正予算(第2号)   議案第10号 平成24年度丸亀市競艇事業会計補正予算(第1号)   議案第11号 丸亀市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部改正について   議案第12号 市道路線認定について(天満町一丁目団地線)             ───────────────
    ○議長(高木康光君) これらの各案について、いずれも原案を可決することに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高木康光君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第3号から議案第12号までの各案は、いずれも原案のとおり可決をいたしました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議案第13号から議案第40号まで ○議長(高木康光君) 日程第7、議案第13号から議案第40号までを一括議題といたします。 件名は事務局長をして朗読いたさせます。             〔事務局長(山本一清君)朗読〕             ───────────────   議案第13号 平成25年度丸亀市一般会計予算   議案第14号 平成25年度丸亀市国民健康保険特別会計予算   議案第15号 平成25年度丸亀市国民健康保険診療所特別会計予算   議案第16号 平成25年度丸亀市公共下水道特別会計予算   議案第17号 平成25年度丸亀市農業集落排水特別会計予算   議案第18号 平成25年度丸亀市駐車場特別会計予算   議案第19号 平成25年度丸亀市後期高齢者医療特別会計予算   議案第20号 平成25年度丸亀市介護保険特別会計予算   議案第21号 平成25年度丸亀市介護保険サービス事業特別会計予算   議案第22号 平成25年度丸亀市水道事業会計予算   議案第23号 平成25年度丸亀市競艇事業会計予算   議案第24号 丸亀市の一般職非常勤職員等勤務条件等に関する条例の制定について   議案第25号 丸亀市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部改正について   議案第26号 丸亀市職員の給与に関する条例の一部改正について   議案第27号 丸亀市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について   議案第28号 丸亀市行政組織条例の一部改正について   議案第29号 丸亀市附属機関設置条例の一部改正について   議案第30号 丸亀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について   議案第31号 丸亀市市税条例の一部改正について   議案第32号 丸亀市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例等の一部改正について   議案第33号 丸亀市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について   議案第34号 丸亀市一般廃棄物処理施設技術管理者の資格を定める条例の制定について   議案第35号 丸亀市道路占用料条例の一部改正について   議案第36号 丸亀市営モーターボート競走事業に従事する臨時職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定について   議案第37号 丸亀市放課後留守家庭児童会条例の一部改正について   議案第38号 丸亀市史跡等管理条例の一部改正について   議案第39号 中讃広域行政事務組合規約の一部変更について   議案第40号 モーターボート競走施行に係る事務の受託に関する協議について(香川県中部広域競艇事業組合)             ─────────────── ○議長(高木康光君) なお、この際市長から所信表明もあわせてお願いいたします。 市長 新井哲二君。             〔市長(新井哲二君)登壇〕 ◎市長(新井哲二君) 平成25年度の予算案を初めとする関係諸議案の御審議をお願いするに当たり、所信の一端を申し上げ、議員並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 私は、政治の道を志して以来、常に市民の目線に立った市政運営を一貫した信条とし、市民の皆様と行政の信頼関係を構築するため、現場第一主義の徹底と市民が主役となるまちづくりに邁進してまいりました。旧丸亀市時代を含め、これまで3期10年にわたり、市勢の発展を願う市民の皆様の負託を受け、その期待に応えるべく、粉骨砕身の覚悟を持って市政のかじ取りを行ってまいりました。中でも、平成17年3月22日に、丸亀市、綾歌町、飯山町の合併により、一回り大きくなった新生丸亀市の出航をなし遂げたことはひときわ大きな感激がございます。市域は拡大し、自然や歴史、文化といった地域資源は一層充実しますとともに、市内全域で地域コミュニティや自主防災組織が結成されるなど、人々のつながりや交流が盛んになりましたことは、この合併の一番大きな成果ではないかと考えております。 しかしその一方で、新市の船出は決して順風満帆なものではありませんでした。折からの景気低迷のあおりを受け、市税や競艇事業収入は減少し、国の三位一体の改革による地方交付税の減額など、合併当初は市の存続さえも危ぶまれる極めて厳しい財政状況に置かれておりました。また、公共施設の耐震化や急速に進む少子高齢化への対応といった行政課題が山積しており、多様化する住民ニーズに応えるためには、国や競艇事業に依存する旧態依然とした構造から脱却し、市政運営の根本となる土壌を早急に改良する必要がありました。そこで、私は行財政改革を最重要課題と位置づけ、これまでの前例や慣行にとらわれることなく、民間活用を含めた事務事業の整理合理化や定員適正化計画に基づく職員数の見直し、新たな財源の確保など、聖域なき改革の断行により、持続可能な行政システムの構築を目指し、財政構造のスリム化を進めてまいりました。これらの徹底した改革は、これまでに140億円余りの効果額を生み出し、本市財政は着実に健全化の道を歩み、ようやくその根を広く張り始めたところでございます。 さて、国政では、昨年12月に行われた衆議院議員総選挙において3年3カ月ぶりに政権が交代いたしました。年明けには、復興・防災対策、成長による富の創出、暮らしの安心・地域活性化の3分野に重点を置いた緊急経済対策を閣議決定し、平成24年度補正予算と平成25年度予算を一体的に編成する、いわゆる15カ月予算の考え方のもと、日本経済の再生に向けて切れ目のない政策対応を見せております。これを受けて、地方自治体におきましても、命と暮らしを守るインフラの再構築や防災対策など、国の経済対策を効果的に活用した取り組みが求められております。我が国は本格的な人口減少時代を迎えようとしており、今後本市が活気あふれるまちとして生き残っていくためには、地域の魅力を高め、より一層厳しさを増す地域間競争を力強く歩んでいかなければなりません。 このような状況のもと、私は今年度スタートいたしました総合計画後期基本計画において、定住促進をテーマとする3つの重点課題を掲げさせていただきました。 その1つ目は、安心して暮らせる安全・安心都市づくりであります。 先般、宮城県石巻市に赴きましたが、我々日本人に忘れ得ぬ衝撃をもたらした東日本大震災が発生してから間もなく2年を迎えようとしております。私たちは震災により忘れかけていた人と人とのきずなの大切さを呼び起こされるとともに、改めてひたむきにそしてお互いに支え合いながら生きる姿勢の重要性を認識させられました。厳しい寒さの中、遅々として復興が進んでいない状況にいら立ちを覚えるところではありますが、本市といたしましてはできる限りの支援を行うとともに、貴重な教訓として今後のまちづくりに生かすことが我々に課せられた使命であると存じます。 そこで引き続き、学校、保育施設を初めとする公共施設の耐震化や地域コミュニティを中心とした自主防災組織の充実などに取り組むとともに、市民と市が相互に役割を果たしながら、地域ぐるみで有事への備えと被害の軽減を図ることで、より一層災害に強いまちづくりを進め、消防、救急から交通安全、防犯に至るまで、安心して暮らせる地域社会を形成し、幅広く市民の生命と財産を守ることのできる安全で安心な丸亀を築いていかなければなりません。 2つ目は、健やかに子供が育つ元気都市づくりであります。 社会保障と税の一体改革に関する三党合意に基づき、昨年8月に成立した子ども・子育て関連3法によりまして、質の高い幼児教育、保育の総合的な提供や地域の子育て支援の充実を目指した新たな制度がスタートする一方で、教育現場ではいじめや体罰、不登校といった問題が深刻化し、社会問題として取り上げられております。本市では、これまで地域やNPOなどとも連携して子育て世代が安心して子供を産み育てることのできる環境の整備を進めるとともに、小中一貫教育を本市教育の根幹として導入し、学校、家庭、地域の連携を重視しながら、子供たちの健やかな成長を促してまいりました。今後は、これまでの取り組みをさらに充実させることはもとより、幼稚園、保育所の垣根を取り払い、就学前の子供に最良の教育と保育を提供することや教師と子供が向き合う時間を確保し、子供の成長に寄り添う原点に立ち返った教育を実践することで、社会全体で子供の育ちを見守り、将来発展の息吹を感じさせる、子供たちが元気な丸亀を築いていかなければなりません。 3つ目は、産業が栄え潤う拠点都市づくりであります。 社会が成熟し、日本全体からかつての活力が失われつつある今日、地域の特色を最大限に生かしながら、まちもそこに暮らす人々も元気になるようなまちづくりを地方の側から強く発信することが求められております。本市は、丸亀平野に広がる田園地帯と医療、福祉、交通、商業施設などの都市機能が調和した居住性の高い環境にあり、こうした自然的、社会的な好条件を背景に、うちわ、桃、骨付き鳥など、特産品の地域ブランド化や中小企業の経営支援、雇用の確保など、人々の生活の基盤となる産業振興施策を今後も広く展開していかなければなりません。また、初春の讃岐路の風物詩となりました香川丸亀国際ハーフマラソン大会のほか、本年度は県を挙げての一大イベント瀬戸内国際芸術祭が塩飽諸島の本島も舞台に加えて開催されるなど、丸亀を全国にPRする機会にも恵まれておりますことから、市の特産物、観光資源を全国に向けて発信し、まちのにぎわいの創出につなげていく必要があります。さらに、昨年は、善通寺市、琴平町、多度津町、まんのう町と広域的なネットワークを結ぶ瀬戸内中讃定住自立圏が形成されました。本市は、その中心市として、圏域内の市町との連携、交流を深めながら、将来ビジョンに掲げる取り組みを進めるとともに、リーダーシップを発揮しつつ、都市機能の充実に努め、人が集まり地域の拠点として輝く丸亀を築いていかなければなりません。 以上が私のさらなる市勢発展に向けての思いであります。 私は、本年4月に市長しての任期が満了いたしますが、市民の皆様の御協力のおかげをもちまして、我がふるさと丸亀はこの先いかなる困難に直面しようとも、その一つ一つを着実に乗り越えるための土壌を備えたつもりと確信しております。これを一区切りとして第一線を退く決意をした次第でございます。 今回提案させていただいております新年度予算につきましては、あすの丸亀の希望の種となる施策を植え込んだ総合計画を基調として、行政の継続性を確保する観点から編成を行ったところでございます。 これから、総合計画に掲げる将来像「自然と歴史が調和し 人が輝く田園文化都市」の実現に向けて、多くの希望の種が芽を出し、大輪の花を咲かせることを祈念してやみません。 最後になりましたが、これまでの御支援、御協力に深く感謝申し上げますとともに、本市のますますの発展、そして11万市民の御健康と御多幸を心より願いまして、私の所信表明といたします。 ○議長(高木康光君) 市長の所信表明は終わりました。 この際、新井市長が4月をもって退任するに当たり、これまでの御功績に対し、議会を代表いたしましてお礼の言葉を申し上げたい旨、発言の申し出がありますので、許可をいたします。 19番 高木新仁君。             〔19番(高木新仁君)登壇〕 ◆19番(高木新仁君) 新井丸亀市長が今期限りで御勇退されますことに当たり、丸亀市議会の全議員を代表いたしまして、これまでの多大なる御功績に対し、敬意と謝意をあらわさせていただきます。 新井市長は、旧丸亀市議として、平成3年に初当選し、議員として3期務められた後、平成15年に旧丸亀市長に初当選、平成17年には合併後の初代市長として当選を果たされました。現在2期目になりますが、この間丸亀市長としてだけでなく、議員としても御活躍され、通算22年間地方自治に御尽力、丸亀市の発展に寄与されました。 新井市長がこれまで残してきた足跡の一端を御紹介させていただきますと、丸亀市、綾歌町、飯山町の1市2町の合併促進に奔走されましたことは皆様御承知のとおりであります。その御尽力によって今日の11万都市丸亀市があると言っても過言ではありません。合併後はいち早く行財政改革による財政再建に取り組まれ、限られた財源の中で行政刷新を目指して、事業の見直しや民間活力の導入などに着手することで財政危機を乗り越え、活力あふれる輝かしい今日の丸亀市の礎を築く原動力となって邁進してこられました。 この間、競艇事業の改革にも取り組み、赤字体質を改善させるとともに、競艇事業の収支拡大のために、平成21年4月からナイターレース始め、売上高を全国第3位に導くことで市の財源確保に大いに貢献していることは皆様御承知のとおりであります。また、競艇場の施設改善にも着手し、暗いイメージを一新させるようなコンパクトな施設へと変貌させました。 また、子供たちの教育にも熱心に取り組む中、平成22年度からは義務教育の9年間を通して、子供たちの心身の発達に応じた教育の実現を目指し、市内全域で連携型小中一貫教育を導入するとともに、平成23年には県内の他市町に先駆けて、幼稚園や小・中学校に冷暖房施設を設置し、子供たちが安心して快適に学習できる環境整備を図られました。また、平成22年4月には新しい学校給食センターを建設し、安全・安心でおいしい学校給食の提供と食育の推進に努めるとともに、給食調理業務を委託するなど、民間活力の導入にも推進されました。さらに、学校や幼稚園、保育所など、教育、保育施設を初めとする公共施設の耐震化にも着手し、災害に強い都市基盤整備を進めてきました。 この間、地方分権時代に対応できるまちづくりを進める上で、市民と行政の対等な関係の構築にも力を注いでこられました。また、新たな広域行政を目指す中、周辺市町と定住自立圏を形成し、平成23年7月にはその中心的役割を担うべく、中心市を宣言、圏域全体の発展を目指すための体制づくりに努めるとともに、スポーツ振興の拠点づくりと地域活性化を目指して、総合運動公園の野球場整備に着手しました。厳しい財政状況の中、新しい丸亀の未来を見据え、大きな目標を掲げて、数々の施策に積極的に取り組み、実績を残されたことは大きな評価に値することと思います。 市長は、この間、職員に対しても前例や慣例にとらわれることなく、市民サービスという観点から、常に問題意識を持ち、英知と創意工夫により行動することを求めてまいりました。職員に対して厳しい一面もあったとは思いますが、常に市民目線に立った数々の取り組みのおかげで丸亀市の発展に多大な貢献を果たしてこられました。 また、我々二元代表制の一翼を担う議会とも本議会や委員会の中で真剣な議論を積み重ね、車の両輪体制を堅持しつつ、よりよい政策実現につなげていくことができたと信じております。 新井市長の言葉をかりれば、丸亀市の今後一層の発展のためには、世代交代が適当な時期であり、後進に道を譲るとのことですが、いつまでも御健勝で人生の先輩として、末永く御指導、御鞭撻賜りますようお願い申し上げます。本当にお疲れさまでした。心から感謝を申し上げ、お礼の言葉といたします。(拍手) ○議長(高木康光君) 以上で19番議員の発言は終わりました。 続いて、一括上程議案に対し、副市長から提案理由の説明を求めます。 副市長 宮川明広君。             〔副市長(宮川明広君)登壇〕 ◎副市長(宮川明広君) 慣例によりまして、市長にかわり平成25年度の関係議案の提案理由を申し上げます。 まず、議案第13号から議案第23号までの予算議案について御説明申し上げます。 平成25年度の予算につきましては、昨年12月の衆議院議員総選挙により3年ぶりの政権交代になりました影響から、地方の財政運営の指針となる地方財政計画も通常より1カ月おくれで示されるなど多くの政策の制度設計や財源構成が確定しない中、非常に厳しいスケジュールでの編成作業となりました。しかしながら、本市といたしましては、市民生活と行政運営の安定維持に向け、でき得る限りの最新情報の捕捉に努め、市民の暮らしを守り、地域の活性化を目指す予算を編成したところでございます。 この説明では予算の概要にとどめさせていただき、詳細につきましては各常任委員会において明らかにし、御審議をお願いいたしたいと存じます。 平成25年度予算のうち、一般会計予算の総額は410億円となり、前年度と比べまして額にして10億円、率にして2.5%の増額となっております。 歳入につきましては、市税のうち、たばこ税が配分率の見直しにより増収となるものの、法人市民税は法人税の実効税率の見直しに伴い、また固定資産税は土地の評価額の下落により、減少が見込まれます。加えて、地方交付税は地方公務員の給与引き下げ要請に伴い減額となるとともに、地方譲与税や各種交付金も配分原資となる国税等の増減の影響から減少となり、本市を取り巻く財政環境は依然として厳しい状況であることに変わりはありません。 一方、歳出につきましては、義務的経費である人件費や扶助費、公債費の合計が約194億9,000万円で、歳出全体の47.5%を占めております。このうち人件費につきましては職員数の削減や退職手当の支給水準の見直しなどにより減少となるものの、扶助費は社会保障に係る経費として、扶助対象者の増加や制度の充実などにより、引き続き増加が見込まれます。また、公債費は重点課題として進めている公共施設の耐震補強事業の財源である合併特例債の償還が本格化いたしますことから、平成25年度から増加に転じまして、前年度と比べますと、額にして約4億6,500万円、率にして約14.0%と大幅な増加となっております。 投資的経費につきましては総額約78億円で、前年度と比べますと、額にして約2億4,670万円、率にして3.3%の増額となっております。引き続き、市民の安全・安心に係る基盤整備を最優先事業と位置づけ、学校教育施設や子育て関連施設を中心に、公共施設の耐震化事業を推進してまいります。 なお、当初予算段階での財政の弾力性を示す経常収支比率は94.6%で、前年度の当初予算段階の93.0%と比較すると、公債費の増加を主な要因として1.6%の硬直化となっております。今後は、昨年9月に策定した中期財政フレームにおいて、継続的に財政構造を監視してまいりたいと思います。 次に、予算第2条の債務負担行為は、丸亀市土地開発公社の資金の借り入れに係る債務保証や翌年度にわたる契約が必要となる城北、城西小学校校舎改築事業などについて、後年度にわたる負担の限度額を定めるものであります。 予算第3条の地方債は、その目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものであります。 予算第4条の一時借入金は、その借り入れの最高額を50億円と定めるものであります。 予算第5条の歳出予算の流用につきましては、各項の給料、職員手当等及び共済費の予算額が過不足した場合に、各項の間の流用ができる旨を定めるものであります。 続きまして、特別会計の概要を御説明申し上げます。 国民健康保険特別会計の総額は132億円であります。国保財政は依然として厳しい状況が続いておりますが、医療費の給付費の適正化に努めますとともに、国保財政の健全化と市民の健康を守るための施策を積極的に進めてまいります。 国民健康保険診療所特別会計予算の総額は1億3,400万円であります。引き続き、離島住民の医療の確保を継続してまいります。 公共下水道特別会計予算の総額は22億6,250万円であります。管渠の布設整備やポンプ場の施設を改修するなど、市内全域の良好な水質環境と快適な生活環境づくりを目指してまいります。 農業集落排水特別会計予算の総額は1億4,760万円であります。農業集落におけるよりよい水環境の保全と生活環境の向上に努めてまいります。 駐車場特別会計予算の総額は1億2,600万円であります。駅前地下駐車場など市内7カ所の駐車場につきまして、指定管理者に管理運営を委託してまいります。 後期高齢者医療特別会計予算の総額は11億8,900万円であります。広域連合で運営される後期高齢者医療制度の窓口事務及び保険料徴収など、市民に直結した業務を担ってまいります。 介護保険特別会計予算の総額は76億8,900万円であります。地域包括支援センターと連携を図り、いつまでも元気に暮らせるよう介護予防に取り組むとともに、介護を必要とする市民が安心できるよう介護保険事業の円滑な運営に努めてまいります。 介護保険サービス事業特別会計予算の総額は7,890万円であります。地域包括支援センターにおいて、市民が自分らしく老後を送るための介護予防に取り組んでまいります。 水道事業会計予算につきましては、水道事業費用及び資本的支出の総額で44億3,700万円であります。今後とも市民生活に欠くことのできない水を安定して供給できるよう、水道施設の拡張、改良などを実施してまいります。 競艇事業会計予算につきましては、競艇事業費用及び資本的支出の総額で738億6,623万5,000円であります。本年は、南広場、北広場の新スタンド周辺整備工事を計画どおり進めてまいりますとともに、8月には新スタンドとなって初のSG競走であります第59回モーターボート記念競走を開催いたします。またそれ以外にも、3度のGⅠ競走の開催を予定しており、さらなる収益の拡大を目指し、市政への貢献が図れるように努めてまいります。 議案第24号、丸亀市の一般職非常勤職員等勤務条件等に関する条例の制定につきましては、一般職に属する臨時的任用職員及び一般職非常勤職員の勤務条件等について必要な事項を定めるため、本条例を制定するものであります。 議案第25号、丸亀市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部改正につきましては、丸亀市の一般職非常勤職員等勤務条件等に関する条例の制定に伴うものであり、非常勤職員等に係る規定について、所要の改正を行うものであります。 議案第26号、丸亀市職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、丸亀市の一般職非常勤職員等勤務条件等に関する条例の制定に伴い、非常勤職員等に係る規定について、必要な改正を行うほか、字句の整理について、所要の改正を行うものであります。 議案第27号、丸亀市職員の退職手当に関する条例等の一部改正につきましては、官民比較調査結果等を根拠として、国家公務員の退職手当の支給水準が引き下げられたことを踏まえて、本市においても同様の支給水準にするほか、字句の整理について、所要の改正を行うものであります。 議案第28号、丸亀市行政組織条例の一部改正につきましては、平成25年4月に予定している部の事務分掌を見直す機構改革に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第29号、丸亀市附属機関設置条例の一部改正につきましては、子ども・子育て支援法第77条の規定に基づき、子ども・子育て会議を新たに附属機関として設置するほか、政務調査費を政務活動費に改めるため、所要の改正を行うものであります。 議案第30号、丸亀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につきましては、附属機関として子ども・子育て会議を設置することに伴い、その委員の報酬について定めるため、所要の改正をするものであります。 議案第31号、丸亀市市税条例の一部改正につきましては、公益社団法人等に対する寄附に係る市民税の寄附金税額控除について、公益の増進を目的として、現在市内5事業所に限定している適用対象を、市内にその主たる事業所を有するもの全てとし、また温泉浴場を利用する際に課されている入湯税について、学校が行う修学旅行その他の行事の参加者への課税を免除し、負担軽減による利便性の向上を図るほか、字句の整理について、所要の改正を行うものであります。 議案第32号、丸亀市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例等の一部改正につきましては、昨年6月27日に公布された地域社会における共生の実現に向けて、新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の一部が本年4月1日から施行されることに伴い、障害者自立支援法の法律名が改正されるため、所要の改正を行うものであります。 議案第33号、丸亀市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定につきましては、昨年5月に公布された新型インフルエンザ等対策特別措置法により、各市町村に設置し、新型インフルエンザ等対策の総合的な推進に関する事務をつかさどる市町村新型インフルエンザ等対策本部に関し、法律に規定するもののほか、必要な事項は条例で定めることとされたため、本条例を制定するものであります。 議案第34号、丸亀市一般廃棄物処理施設技術管理者の資格を定める条例の制定につきましては、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律のうち、いわゆる第2次一括法において、廃棄物の処理及び清掃に関する法律が改正され、従来環境省令で定められていた一般廃棄物処理施設技術管理者の資格要件を市町村条例で定めることとされたため、本条例を制定するものであります。 議案第35号、丸亀市道路占用料条例の一部改正につきましては、道路報施行令の一部が改正され、太陽光発電設備等及び津波避難施設が道路占用対象物件に追加されたため、占用料徴収対象物件を追加し、また号ずれが生じる当該政令の引用箇所について、所要の改正を行うものであります。 議案第36号、丸亀市営モーターボート競走事業に従事する臨時職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定につきましては、地方公営企業等の労働関係に関する法律附則第5項の規定によって準用される地方公営企業法第38条第4項の規定に基づき、丸亀市営モーターボート競走場に勤務する臨時職員の給与の種類及び基準を定めるものであります。 議案第37号、丸亀市放課後留守家庭児童会条例の一部改正につきましては、児童数の増加に対応するため、城南青い鳥教室を2教室に分割し、また現在使用している施設が取り壊しとなる郡家青い鳥教室については新たに施設整備を行い、3教室から2教室に再編し、それぞれ平成25年度から実施するため、所要の改正を行うものであります。 議案第38号、丸亀市史跡等管理条例の一部改正につきましては、現在12月25日から12月31日までを休館日としている丸亀城天守について、同期間に丸亀城を訪れる観光客からの開館を求める声に答え、丸亀城を生かしたより一層の文化、観光振興を図るため、所要の改正を行うものであります。 議案第39号、中讃広域行政事務組合規約の一部変更につきましては、障害者自立支援法から障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に名称変更されたことに伴い、これにあわせて組合規約の関係部分を変更するものであります。あわせて、改正漏れの整備を行い、地方自治法第290条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第40号 モーターボート競走施行に係る事務の受託に関する協議につきましては、平成24年度末まで香川県中部広域競艇事業組合からモーターボート競走施行に係る事務を受託しておりますが、平成25年度及び平成26年度においても引き続き委託したい旨の申し出がありましたので、これに係る事務の委託について協議いたしたいのであります。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。 ○議長(高木康光君) 提案理由の説明は終わりました。 以上で本日の会議日程は全て終了いたしました。 なお、次回会議の再開は3月5日午前10時といたします。 本日はこれにて散会いたします。 御審議、お疲れさまでございました。               〔午後3時57分 散会〕             ─────────────── △議員派遣実施報告について     〔参照〕   議員派遣実施報告について 地方自治法(昭和22年法律第67号)第100条第13項及び丸亀市議会会議規則(平成17年議会規則第1号)第159条第1項ただし書きの規定により、議会閉会中に議員を派遣する必要性が生じ、議長において議員の派遣を決定したので、これを報告する。  平成25年3月1日                      丸亀市議会議長 高 木 康 光件数目    的場 所期 間派遣議員1いじめの防止に関する条例について岐阜県可児市1月28日から 1月29日まで横 川 重 行2第15期自治政策特別講座東京都千代田区2月3日から 2月5日まで片 山 圭 之             ───────────────   地方自治法第123条第2項の規定による署名者            議 長            議 員            議 員...